3Rをまるごと体感できるイベント「サスティナブル☆キッズフェスタ」。今年もたくさんの子ども達が参加し、不用品を活用したアイデア工作やおしゃれ雑貨作りを楽しみました。

【日時】令和6年8月17日㈯ <第1部>10:30~12:00 <第2部>13:30~15:00

【場所】東海市立市民活動センター

【講師】ボランティアサポート 山口清裕さん

    特定非営利活動法人ざりがにクラブ 樋上亜由美さん

【対象者】小学生及び未就学児の子を持つ親子

【主管】特定非営利活動法人まち・ネット・みんなの広場

同時開催として、フードドライブや、家庭で不用となった子ども服・文房具・児童書等を寄付として活かすリユースコーナーも設けられました。

3R講習会「水平リサイクルで地球を守ろう!ボトルtoボトル」~ペットボトル資源循環リサイクル~

工作の前に、小学生を対象とした3R講習会を開催しました。身の回りで起きている環境問題について学び、自分にできることは何かを考えます。まずは「リサイクル」と「水平リサイクル」の違いを知ることからスタート。

今までのペットボトルのリサイクルは、洋服やプラスチック製容器包装など、様々なものに生まれ変わっていました。使い道によっては、2回目以降リサイクルされることなく、ごみとして処分されてしまうことも多いのが現状です。

100%ペットボトルを再生するために、東海市では2024年4月から水平リサイクルを可能にした取り組み「ボトルtoボトル」を始めました。これまでのリサイクル方法と比べて、ペットボトル1本あたりのCO₂排出量を約60%減らすことが可能になりました。

確実にリサイクルするために、みんなでできること。

1.キャップとラベルは取って、正しく分別

2.ボトルはすすいで、きれいな状態で正しくリサイクル

3.環境に配慮した製品にも注目

会場では、ペットボトルのリサイクル工程で製造される、ペレットやフレークそしてペットボトルの赤ちゃんのようなプリフォームも展示。お家でできる簡単なエコアクションの必要性を再認識できました。

エコって工作

牛乳パックや新聞紙、空き瓶や段ボールを活用して作る、8種類の工作や雑貨作りを体験。午前・午後を通じて、約70名の小学生が楽しみました。

子ども達は真剣そのもの。講師の先生方や、中学生ボランティアの皆さんにサポートしてもらいながら、夢中になって工作を完成させていきました。

寄付してリユース!

リユースコーナーでは、フードドライブと家庭で使わなくなった不用品を回収。今年もたくさんの市民の皆さんに活用していただきました。回収したものは、「子ども服」「就活用スーツ類」「文房具(新品のみ)」「絵本・児童書」「タオル(新品のみ)」。回収した不用品は寄付として役立て、市内の福祉施設を通じて必要としている方へとお渡ししました。

【回収結果】

*フードドライブ 195点、26.508㎏  *就活用スーツ 34点  *絵本・児童書 134点  *タオル(新品)74点

*文房具(新品) 543点  *子ども服 357点  *その他(子ども雑貨)6点

今ある資源を大切にし、循環させることはもちろんのこと、環境に負荷をかけない社会を子ども達と一緒に作り出していくことが大切です。

作って・遊んで・学んで、3Rを体験することで、環境問題を共に考えていきます。