小学生を対象とした3Rイベント「サスティナブル☆キッズフェスタ2026」。毎年不用品を活用した工作体験や、今、子ども達と考えたい環境テーマを取り上げた3R講習会を開催しています。環境教育をテーマにした10年以上続くイベント。今年も80名を超えるお子さん達が参加してくれました。

  • 【日時】2026年5月30日㈯ <第1部>10:30~12:00 <第2部>13:30~15:00
  • 【場所】東海市立市民活動センター
  • 【講師】ボランティアサポート 山口清裕さん、NPO法人学童保育ざりがにクラブ 樋上亜由美さん
  • 【主管】NPO法人まち・ネット・みんなの広場

同時開催の「寄付してリユース!」では、フードドライブの他に、子ども服や文房具・タオル等、多品目に渡る回収を行いました。

◆3R講習会「捨てる油を燃料に!廃食用油をリサイクルして飛行機を飛ばそう!」

家庭で揚げ物を作った後に残る食用油や、植物を原料とする環境に優しい飛行機の燃料をSAF(サフ)と言います。これまでの燃料に比べて、地球温暖化の原因となるCO₂排出量を60~80%減らすことができると期待されています。

【東海市では】令和8年4月から、回収した全ての廃食用油をSAFの原料としてリサイクルする取り組みをスタートしました。

回収した全ての廃食用油は現在、中部国際空港で航空機に給油されています。この中には市内の給食作りで使った廃食用油も含まれています。

【まだまだ足りない!】将来的にはSAFを燃料として入れていないと、発着陸ができない空港が増えてくると言われています。そして日本では2030年までに現在使用している燃料の10%をSAFにするという目標を掲げています。環境に優しい素晴らしい取り組みですが、原料となる廃食用油がまだまだ不足しているため、たくさんの方々の協力が必要となります。

【捨てずにリサイクル!】廃食用油はごみとして捨てずに、油が入っていた元の容器またはラベルを外したペットボトルに入れて回収場所に持ち込みましょう。

講習会で配布した資料には、使わなくなったクリアファイルを活用して、家庭で手軽に回収できる「廃食用油回収ボトルの作り方」を掲載。子ども達がお家に帰ってから、早速家族に教えてあげられるように、わかりやすく説明しました。回収場所はこちら

SAFは単なるリサイクルにとどまらず、未来の私たちの暮らしにも直結する取り組みです。子ども達が大人になった時にも、変わらずスムーズに飛行機に乗れるよう、今日から早速リサイクルに取り組んでみましょう。

◆エコって工作!

<工作メニュー>ペットボトルブレード、びっくりボックス、カタパルト玉とばし、牛乳パックごま、紙コップ飛行機、キャッチボールマシーン、エコキャップで作るブックマーカー

エコキャップや紙パックなどの不用品を活用した工作ですが、本格的な作品がいっぱいです。自宅で一から材料を揃えるのは、なかなか難しいことですが、キッズフェスタでは材料も道具も全てキットとして整えられているので、気軽に工作を楽しむことができます。

作ったその場で遊べるおもちゃや、世界で一つだけのオリジナル雑貨作りなど、内容も盛りだくさん!当日はたくさんの中学生ボランティアの方々の協力もあり、楽しい雰囲気の中、子ども達はアップサイクル工作を体験することができました。

イベントを通して、「モノには様々な使い道が残されているということ」「資源として役立てる大切さ」を学びました。

◆寄付してリユース!回収実績&資源活用先

5月17日㈰~30日㈯の期間、市民活動センターにて、家庭で眠る食品や不用品の回収を行いました。センターでは1年を通して様々な寄付を受け付けています。東海市ではイベントと合わせて回収することで、広く市民の皆さんに資源循環の大切さを知っていただく機会を設けています。

今回は新たに、電池を入れて動くおもちゃや音の鳴るおもちゃ等の回収もスタートさせました。使わなくなったおもちゃだけでなく、壊れたおもちゃも受け付けています。リペアされたおもちゃは、市民登録団体「おもちゃのクリニック」で修理の上、リユース品として地域貢献活動に役立てられています。

回収した不用品は、すべて市内の関係各所に寄付し、支援を必要とする子ども達のために役立てられました。回収品目・実績・資源活用先は以下の通りです。

【食品】59点、10,842g暁学園、東海市社会福祉協議会
【子ども服】532点おさがりクローゼット、東海樟風高校、暁学園、にじいろのいえ
【タオル】43点暁学園
【生理用品】6袋暁学園、日本福祉大学
【子ども用オムツ】18袋こども課、にじいろのいえ、おさがりクローゼット
【介護用オムツ】2袋福寿園
【就活用スーツ類】16点Mirai Terrace+
【文房具(新品)】156点暁学園
【本(児童書・一般図書等)】83冊エコラ東海
【おもちゃ】18点市民団体おもちゃのクリニック
【生活雑貨】36点暁学園、おさがりクローゼット

毎年リユース数が一番多い子ども服は、市民活動センターで常設中の「おさがりクローゼット」で活用されるだけでなく、市内の福祉施設や団体にもお届けし、大変喜ばれています。同時に「届けよう、服のチカラプロジェクト」に取り組む愛知県立東海樟風高校にも寄付し、その活動を後押ししています。市民活動センターで1年間を通して回収した、コンタクトレンズの空ケースもお渡しし、同校が環境保全のために取り組む「アイシティecoプロジェクト」にも役立てていただきました。

今、ある資源を大切にし、循環させるのはもちろんのこと、環境に負荷をかけない社会を子ども達と一緒に作り出していくことが大切です。

作って・遊んで・学んで、3Rを体験することで、環境問題を共に考えていきます。