◆ゆとりを持って大掃除
12月は気忙しく片付けや掃除にかける時間も思うように取れないもの。年末の大掃除は早めに取りかかり、できるだけ資源として活用できるように進めてみましょう。
不用品が出てきたら必要としている人に譲ったり、リユースショップやフリマアプリを活用してみるとごみになりません。また古布や古歯ブラシなど、掃除に使える不用品アイテムを揃えておくと思い立った時に活用できて便利です。気持ちに余裕を持つことで、再利用できるかどうか、考える時間を生み出してみませんか?
◆リデュースで、安心安全な住まいを
災害時の備えは、備蓄食品や非常持ち出し袋の用意だけではありません。家の中を安全に保つことも重要です。家の中がモノであふれた環境では整理も乱雑になり、地震の際に頭上に落ちてきたり、避難経路を妨げる可能性もあります。
リデュースを意識した、モノを管理できる暮らしでモノの定位置を決め、家具の固定とともに安心安全な配置を心がけましょう。
◆家庭ごみ・資源の分別は全員参加で
家庭ごみや資源の分別作業、家族は協力してくれていますか?主に家事を担う人が一人で奮闘するよりも、家族がその都度意識して分別すれば、一つ手間が省けて、確実に家庭内で分別できます。①ペットボトル飲料を飲んだら、ラベルとキャップを外す ②「燃えるごみ」「プラスチック資源」は専用の箱へ ③お菓子の箱やティッシュの箱は解体し、古紙専用の入れ物へ
子どもにも分かりやすくラベリングすることで、家族全員の分別の意識も高まり、家事効率も上がります。
◆新生活準備に、「ごみ出しルール」伝授
進学を機に、お子さんが新しい生活をスタートされ、一人暮らしをするご家庭もあるかと思います。引っ越しの準備はもちろん、一通りの家事のやり方、日常生活での様々な手続きなど、親から子へ伝えることはたくさん出てきます。その中に「ごみ出しルールや資源の出し方」も忘れずに加えましょう。
生活する以上、ごみ問題は必ずついてきます。マナーはもちろん、自分が出したごみや資源を責任持って処理してこそ、「一人前」の大人と言えるでしょう。清潔な住まいを維持することで、きちんと生活するリズムも養えます。口出しできるのは、学生の間だけ。そしてマナーを教えてあげられるのも親だからこそ。新しく住む街の市役所ホームページをのぞいてみましょう。