ーカーボンニュートラルとはー
二酸化炭素などの温室効果ガス排出量をできるだけ減らし、減らしきれない温室効果ガスを吸収または除去して、プラスマイナス「ゼロ」にするという考え方のことです。

環境に負荷をかけない循環型社会を構築するためには、3R<ごみの減量化>への取り組みが不可欠です。ごみを燃やすとごみの中の炭素が空気中の酸素と結びつき、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が発生します。二酸化炭素は特に影響の大きい、温室効果ガスのひとつです。次世代にも暮らしやすい環境を残していくためには、各家庭での「ごみを増やさない」という意識が必要です。例えば、

  • 冷蔵庫の庫内を在庫管理しやすい配置に変え、食品を無駄なく食べきる
  • 短期間しか着ない子ども服におさがりを活用してみる
  • 家族全員が資源を分別しやすい仕組みを整える  など、少しの工夫で環境に配慮した生活を送ることができます。

まずは、日々の暮らしの中から排出される不用品や家庭ごみを「いかにして資源として役立てるか」という意識を持つことから始めましょう。「とうかい3R」では、今後も資源の活用先のご紹介や家庭内で無理なく続けられる3Rアクションを提案していきます。

3月1日は「東海市ゼロカーボンの日」

東海市では、令和4年3月1日にゼロカーボンシティ宣言を表明したことから、3月1日を「ゼロカーボンの日」としました。地球温暖化問題について考え、理解や関心を深めることで意識の向上を図り、日常生活や事業活動における省エネルギーの取り組みを推進する日です。

市が目指すゴールとして、市民・事業者・行政の各主体が連携協力した取り組みにより令和12年度(2030年度)までに、温室効果ガス排出量の50%削減を目標としています。

カーボンニュートラル実現のための様々な施策の中で、各家庭で効果を可視化しやすい取り組みは「ごみを減らす」ことです。

日々の生活の中で、「できるだけごみになるものを生み出さない(リデュース)」「今ある資源を長く大切に使う(リユース)」「不用になったものは資源として適正に活かす(リサイクル)」、ほんの少し意識を変えることで、家庭から排出されるごみは、確実に減らすことができます。暮らしに直結するエコアクションで地球環境に優しいまちづくりに参加してみませんか?