宴会やパーティーのときは“30・10”を心掛けてみましょう。

「3010運動」とは、宴会での食品ロスをなくすために、乾杯後の30分間とお開き前の10分間、自席で料理を楽しみ、食べ残しを出さないようにする取り組みのことです。

3010運動を、より気軽に実践していただくための5つのアイデアをご紹介します。宴会やパーティーでぜひご活用ください。

適量注文・量より質!

幹事さんは予約の前に、参加者の好みや食べきれる量を事前にチェック!参加者の年齢や男女比などを考慮して、量より質にこだわったメニューをチョイスしてみましょう。店舗側が協力してくれそうならば、宴会最初の30分であらかたのお料理を出していただくようにお願いしておくと、より効果的です。

立食スタイルではなく、着席スタイルで

着席することで、目の前にある「自分の料理」が把握できます。家庭で食事をする場合、自分のために用意された食事はきちんと食べきりますよね?お店で食事する場合も同じこと。食べきれない場合は、手をつける前に予めたくさん食べるメンバーに譲りましょう♪

乾杯の前にアナウンス、終了時刻10分前にもアナウンス

乾杯前の、静かになった瞬間がチャンスです!幹事さんから、「乾杯後、まずは料理を堪能しましょう。離席はその後で」と一声かけましょう。宴会終了の10分前が近づいてきたら、再びアナウンス。「まだ美味しそうな料理が残っています。今一度、自席で料理を楽しみましょう!」この一声で、食べ残しがかなり減ります。

各テーブルにミニ幹事を

周囲の状況を見ながら気配りのできる、そんなミニ幹事がいると宴会もスムーズです。大皿料理を小皿に取り分けて配ったり、料理がたくさん残っているテーブルがあれば、少ないテーブルへと譲ったり。人から勧められた料理はありがたく感じるもの。和やかな雰囲気で完食できたら、お腹も心も満たされますよ♪

会話と同時に食事も楽しんで

会話やお酌だけに夢中になると、せっかくの料理も冷めたり、小皿やお箸も乱れてだんだん手をつけられない状態に・・・そうなる前にきちんと自分の料理を確保しておきましょう。せっかく会費を払って参加したのですから、みんな料理をお腹いっぱい堪能したいと思っているはず。「食べましょう!」の一声を、誰かが言ってくれるのを待っています。参加者全員で会話も食事も楽しめる雰囲気を作りましょう。