◆いつもの冷凍食品も立派な防災食です!

お弁当の手抜き技…と思われがちな冷凍食品のお惣菜。いざという時には頼りになる備えとして活用できます。災害発生時、ライフラインが止まった状況においては、まず冷蔵・冷凍食品から順に食べ、常温食品→専用防災食品へと手をつけていきます。量は最低でも3日分、できれば7日分を用意するのが望ましいとされています。

防災食は、家族の人数や年齢・状況を考慮した上で、必要な種類の食材を必要量ストックする必要がありますが、食材を多めに買い足すだけでなく、今ある食材をどう活用するか意識することも大切です。

「いざとなったら自然解凍で食べられる冷凍食品を活用しよう」「日持ちする乾物を使って火を使わずにおかずができないかな?」など、物資が届くまでの数日間をシミュレーションしながら、無駄のないローリングストックを心掛けてみてはいかがですか?

◆日用品もローリングストック

防災のために備える必要があるものは、食品だけではありません。ウェットティッシュやラップ等の日用品もいざという時のためにストックする必要があります。食品のローリングストック同様、日々の生活の延長線上で管理できるように一つ使ったら一つ補充するというスタイルが、無駄のない備えとなります。在庫があるのに余分に購入してしまわないように、保管する場所も工夫しましょう。

  • 災害時のオーラルケアに欠かせないマウスウォッシュは洗面台の近くに
  • トイレが使えなくなった場合に使用する大きなポリ袋や非常用トイレは、トイレやその付近に
  • 災害時のパッククッキングに使える厚手のポリ袋やお皿にかぶせて使うラップはキッチンの収納棚にまとめる 等

日常でも使いやすいグルーピング収納で管理すると、在庫も把握しやすく無駄がなくなります。防災の一番の目的は「災害時も想定しながら、安心して暮らすこと」。在庫がをきちんと把握できていないと不安は増すばかり。保管場所を決めて一目で分かる安心感を手に入れましょう。

◆備蓄水も美味しくローリングストック

災害備蓄品として、まず購入するお水。段ボール箱に入れたまま積み上げて、期限切れになっていたことはありませんか?備蓄水で「水だし緑茶」や「アイスティー」を作って在庫の入れ替えを行っていきましょう。特に水出しで作るアイスティーはクリームダウンが起こらず、透明感のあるスッキリとした味わいに仕上がるのでオススメです。備蓄水は暑い季節に冷茶で消費しながら期限をチェック!無理なく自然にローリングストックができますよ。

◆手軽にスイーツ~普段使いでローリングストック~

防災食は特別なものだと思っていませんか?普段使いしやすい食材を使って、簡単なおやつを作ってみましょう。

  • 長期保存しやすい缶詰のフルーツ。バナナやりんごなど身近な果物にシロップごと加えてフルーツポンチに
  • クラッカーやビスケットはスイーツ系のチーズをのせてカナッペに。砕いて溶かしバターと混ぜ合わせればタルト生地に生まれ変わります。チーズケーキの土台に活用しましょう。
  • ドライフルーツやシリアルを、溶かしたチョコと混ぜ合わせて冷やし固めれば、おしゃれなチョコレート菓子の完成!

お菓子づくりの幅を広げながら、楽しくローリングストックを成功させましょう♪

◆防災食、プラスアレンジで美味しく食べきり

防災食として長期保存に適したレトルト食品を購入されるご家庭も多いことでしょう。例えばカレーや親子丼などのレトルト食品。そのまま食べるのは野菜も少ない上に、普段食べ慣れないせいか味気なく感じてなかなか手が出せない場合があります。そんなときは、おかずというより「プラスアレンジ調味料」として活用してみてはいかがでしょうか?いつものカレールウや調味料を少し減らして、レトルトを加えてアレンジを楽しんでみましょう。普段とは一味違うメニューに仕上がりますよ。残り野菜をレンジで加熱して具沢山おかずとして一緒に食べきる工夫もオススメ。忙しい毎日の手抜きメニューとして、ぜひチャレンジしてみませんか?

◆見直しませんか?我が家のローリングストック①

災害に備えた備蓄食品、なんとなくお水やインスタント食品を購入するご家庭も多いことでしょう。やみくもに購入して、気がついたら食品の期限がきれていた、なんてことのないように、一度整理し直して、期限を確認しながら何が必要で何が足りていないのかを確認してみましょう。一度全ての食品を出しましょう。今ある食品は、種類ではなく期限ごとに分類を。期限がきれている食品は「もともと食べ慣れない食品だった」または「期限が長いと思っていた」等何かしらの理由があるはずです。在庫を確認するタイミングとともに、備蓄する食品の種類も見直してみませんか?

見直しませんか?我が家のローリングストック②

ローリングストックを成功させる秘訣は他にもあります。食品を備蓄する場所をキッチンに限定せず、家族がよく目にする場所を選ぶことも大切です。収納は蓋をしない、もしくは箱が透明、などの工夫もしましょう。可視化することが食品ロスを減らす一番の条件です。

普段の生活で食べ慣れている食品を消費する「ローリングストック」。パントリースペースを作ることで、普段のお買い物もムダが減らせ、きちんと食べきることができます。家族全員でチェックする仕組みを作ってみませんか?