東海市では、食品ロス削減活動としてフードドライブを推進しています。3Rイベント(サスティナブル☆キッズフェスタ、東海秋まつり消費者広場)開催時に実施するほか、通年ではNPO法人まち・ネット・みんなの広場が東海市立市民活動センターにて回収を行っています。

令和5年度も年間を通して、個人・企業・団体からたくさんの寄付をいただきました。令和5年度に寄付いただいた食品は、687点・約116㎏でした。集まった食品は、現在、東海市社会福祉協議会、子ども食堂「NPO法人とまと食堂」、こもれび食堂、ファミリーホーム「fun life」等、市内6箇所の福祉施設団体にお届けし、有効に活用されています。

フードドライブとは、家庭内で余っている食品を持ち寄り、地域の福祉団体・施設等に寄付する活動のことです。

日本の食品ロスは年間約472万トン。そのうち、食べきれなかった家庭系の食品ロスは約236万トンと推計されています。(出典:消費者庁HP)その要因の一つとして、直接廃棄(そのまま捨てること)が挙げられます。味があわない、食べきれないなどの理由で廃棄してしまいがちな食品も、必要としている方に譲ることで、最後まで大切に扱われ、ごみとして捨てずに済みます。

また、フードドライブは食品ロス削減が期待できるだけなく、地域を支える社会貢献へとつながります。

引き取るものの条件

以下の全ての条件を満たす食品を回収させていただきます。
・個々に賞味期限が明記され、残りの賞味期限が1ヶ月以上あるもの
・未開封のもの
・常温保存可能なもの
・生鮮食品以外のもの
・包装や外装が破損していないもの

寄付していただいた食品は状態を確認の上、支援先の人数や使用目的・対象を考慮しながら、最適の支援先を決めてお渡ししています。

環境保護だけでなく、福祉活動も支援することで、私たち社会はより暮らしやすいものへと変わっていきます。身近でできる3R活動。気軽に参加してみませんか?